注目メーカーを徹底解剖

カッターで簡単施工!『北州』のペルゴLVTフロア(株式会社北州)

高級感のあるデザインで床の悩みを見事に解決

創業から60年を迎えた北州は、建築資材の販売から注文住宅事業、リフォーム事業、外断熱事業、不動産事業なども多角的に行う。2017年3月より、ベルギーの床材メーカーであるユニリン社の床材『ペルゴ LVTフロア』(樹脂系フローリング)の取り扱いを開始した。

接着剤を使わずに既存の床に上貼りできるフロアタイルのため、施工・撤去が非常に簡単。カッターで切れるのでゴミや騒音の問題もなく、6畳ほどのリフォームなら、わずか1時間で完了するというから驚きだ。

最新の表面加工技術により限りなく本物に近い質感を再現した床材は、木目調5種と石目調3種から選ぶことが可能。どれもトレンドを意識したデザインで、高級感のある仕上がりが楽しめる。

 厚さわずか4.5ミリで床暖房もペットもOK

『ペルゴLVTフロア』は、一般的な塩ビ系床材とは異なる。コア層には不純物や再生塩ビを含まない純粋なPVCを使い、極めて微細なガラス繊維を含ませることで寸法安定性が向上。60℃の環境下でも熱による伸縮がほとんどないので、床暖房にも対応できる。床暖房をリフォームするとなると大掛かりな工事になってしまうが、『ペルゴ LVTフロア』は置き敷き工法なので、工事費用や工期を抑えられる。また、厚さがわずか4.5mmなので、重ね貼りでも熱効率が落ちる心配がない。

表面保護技術(チタンV)により、高い耐久性も実現。傷や摩擦、衝撃や汚れに強く、ペットが居るご家庭や車椅子などの利用にも向いている。油汚れもはじくので、面倒なワックス掛けは一切不要。100%防水のため、水まわりにも最適だ。

「ヨーロッパでは、このような置き敷き工法が主流。容易に剥がして張り替えが出来るので、一般住宅だけでなく、商業施設などでもどんどん採用されています」と勝又さん。今後あらゆる場面で活躍しそうな要チェックの商材だ。 

 

   
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PERGO

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ペルゴ LVTフロアデザインバリエーション

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5層構造のフロア断面

①傷、汚れ、磨耗性への耐性に優れた表面層(チタンV)

②精巧な印刷デザイン層 

③耐衝撃性の高いビニール・コア 

④ガラス繊維入り安定化層

⑤耐衝撃性の高いビニール・バッキング