注目メーカーを徹底解剖

家具はオーナーと人生を過ごす一生モノ。だから手作りにこだわります。(中村工芸株式会社)

 

品質にこだわるから、国内生産にこだわる

東大阪を拠点に、ソファ・チェアの受注生産を軸に家具リフォームまでを展開する中村工芸(株)。この会社の特長は、手作り・国内生産にこだわっている点。近年、コストを考え生産拠点を海外に求める企業が多い中、原材料も外注先も国内にこだわっている。また、生産する商品も幅を広げず、アイテムを絞ってより高品質な商品づくりに取り組んでいる。その背景にあるのは「家具はオーナーと共に人生を過ごす一生モノ。使う方々の思いや暮らしを受け止めていく大切なパートナーである。」という考えだ。「だからこそ、張地の裁断や縫製・ボタン絞りなど重要な工程においては、職人たちの手仕事にこだわり、長く愛用できる品質に仕上げています。」と語るのは工場長。また、納期についてはフレキシブルに対応している。販売店より相談を受ければ納期を短縮することも可能である。ただし、品質に影響する場合はその限りではないとのこと。

 

 大切な家具を蘇らせるリフォームも併せてご提案を

もう一つの特長としては、自社職人による家具の張替・修繕も行っていること。長い間、家族と共に過ごしたソファなどは愛着も深いもの。そこでリフォームの提案と併せて、ユーザーへのきっかけ作りとしてソファや椅子の張替を提案するなどの活用を考えてみてはいかがだろう。

 半世紀にわたり、磨き抜かれた技術から生まれたオリジナルブランドをリフォームプランに活かす

・nakamura standard

コンセプトは「ホテルライク」。チェア・ソファ共に多くの種類をラインナップし、ラグジュアリー・モダン・クラッシクといったテイストから、インテリアプランに合わせてチョイスできる。製品の仕上げは、もちろん職人による手仕事。大量生産にはない心地よさと安心感が魅力だ。

・BOY

コンセプトは「自分らしさで選べるソファ」。デンマーク語でウールの服地を意味する「BOY」と名付けられたシリーズは、一目で良いものと分かる表情豊かな海外製の張地で、日本製にはちょっとない細やかな繊維が複雑に織り込まれた独特の風合いが魅力。「物語やこだわりを感じさせるデザインが好き」、「自分の感性にしっくりくるものを選びたい」という方に選んでほしい。こだわりと上質さを兼ね備えたソファがBOYシリーズだ。

 

 高品質な家具で、完成度の高いリフォーム・プレゼンテーションを

nakamuraブランドの家具は、ソファ・チェアいずれの商品も国内生産にこだわり、高い技術力を誇る職人が丹精込めてつくる高品質な商品ばかり。そのデザイン性と品質に惹かれ、直接ショールームを訪れ買い求める個人ユーザーも数多いとのこと。高い技術に裏付けされたnakamuraの家具をリフォームの提案と併せてプレゼンテーションできれば、完成度の高いプランになることであろう。

 

   
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モダンテイストに似合うモダンな家具

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自社職人やスタッフの手づくりで創り上げられる。 

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BOYシリーズ