ある不動産業者の話によると、中古物件の下見の際に重視されるものの一つが「外観の存在感」、「エントランスの雰囲気」だとか。室内がどれだけキレイにリフォームされていても外壁が汚れていたり、エントランスの印象が悪かったりすると、一気に契約へのハードルが高くなるという。つまり、中古住宅の流通市場では、外観が美しい物件の方が高い評価を得やすいとも言える。
日々雨や風・紫外線・排気ガスなどに汚され、傷つけられている家。どんな建物でも10年も経過すれば、次第に外壁の割れ・剥がれ・変色・カビなどが目立ち、みすぼらしい印象になってしまう。しかし、ご存知の通り適切な外装改修を行えば、家の耐久性は増し、劣化を抑えることもできる。今の日本では木造住宅の場合、20年程度で資産価値が土地価格だけになってしまうとも言われているが、外壁や屋根リフォームの有無で家としての価値は全く変わってくるというわけだ。
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