注目メーカーを徹底解剖

調理文化のさらなる拡充を目指す「プログレ」

 

 

 ■主婦のニーズを捉える

高機能ガスコンロ「プログレシリーズ」は、昨年4月に発売されたハイグレード機種で「マルチグリル」を搭載している。従来の焼き網タイプのグリルは、日頃のお手入れが面倒でグリルを敬遠していた人が多く、簡単になれば色々な調理をしてみたいというアンケート結果が出ていたことから、グリル機能の改善が急務となった。また食生活の変化により、魚料理は減少の方向で肉料理が15%もアップしているのが現状。そこで開発チームは好まれる料理の傾向を調査し、主婦の料理に対する要望を分析した。そして辿り着いたのが、お掃除性と使いやすさを追求した「マルチグリル」。さらに便利な調理機能を取り入れた「プログレ3シリーズ」を誕生させ9月に発売した。

 ■マルチグリルとは

一番の特長は、焼き網がなくお手入れが簡単になったこと。魚を焼いた後のお掃除性が劇的に変化している。焼き網がない代わりに、食材を2種類の専用容器、浅型「プレートパン」または深型でフタ付き「キャセロール」に入れて、「オートメニュー」または「調理モード」を選択し点火するだけである。食材をひっくり返したり火加減を調節する手間がなく、グリルにおまかせ。業界初の「温度センサー付き下火バーナー」が自動的に最適な火加減で調理してくれる。このプレートパンとキャセロール、フラットなグリル内部が使いやすさ、お手入れのしやすさをアップさせているのだ。また、カロリーと脂質を大幅にカットできる注目の「ノンフライ料理」など、ヘルシーな料理が簡単に作れるのも魅力。油汚れが気になる焼き網や受け皿がないので、普段のお手入れは使った容器を洗うだけでOKである。さらに新商品の「プログレ プラス」は、液晶画面で見やすく、光と音で操作をサポートする機能が付いており、より安全でより使いやすいので、こだわりの料理も簡単に作ることができる。

 ■多彩な料理が簡単に

最近の主婦の料理に対するニーズは「時短」と「手作り」。「時短」で重宝される冷凍食品がまるで「手作り」のように仕上がる新機能が誕生し、マルチグリルなら、冷凍食品が外はサクッと中はふわっと、とても美味しく出来上がる。センサー付きの上下バナーが容器の温度を察知し、自動調節で程よく仕上げてくれるという優れもの。専用容器の「プレートパン」は、焼き魚やハンバーグ、鶏もも焼き、グラタン、ローストビーフ、トーストなどに。「キャセロール」は、肉じゃがやロールキャベツ、茶碗蒸しやプリン、パンやクッキーなどに使用できる。さらにキャセロールはそのままテーブルに出すことができるので、洗い物も少なくなるというメリットも。

新商品の「プログレ プラス」は、天板上の液晶パネルで選択できるメニュー数が業界最多37メニューを実現。焼き物はもちろん、煮物、蒸し料理、ノンフライ、炊飯まで幅広い料理が身近となり、毎日の暮らしが豊かに変わるだろう。

 

 

 
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 プログレ プラス
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プレートパン

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キャセロール